平成16年9月26日(日)/2004年度関東対抗戦B/ KICK OFF 14:00 上智大グラウンド |
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<戦評> 今日の試合の会場は上智大学秦野グランド。天候は曇り。ただし、小高い山の中腹に位置するこのグランドには、グランドから見下ろす平野から山の斜面に強い風が吹き付ける。前回の成蹊大戦のようにSO藤田(1年)からのハイパントでラインを押し上げる戦略に活路を見出す武蔵大にとっては、この風をどのように支配するかがこの試合の明暗を分ける。そんな状況の中でキックオフを向かえた。 前半、風上に立つ武蔵大のキックオフで開始。両チームとも敵陣に入るまではキックで地域を取る戦略に出て一進一退の状況の中、上智の仕掛けるライン攻撃に対しては、CTB坂田(3年)、小林(2年)のタックルが突き刺さる。また、BKラインが1対3の不利な状況に立ってもフロントローのフッカー鶴巻(2年)、プロップ坂井(4年)がバッキングで必至に食い止める。武蔵大ディフェンスは今日も絶好調。25分、上智のキックを再三好フィールディングで裁いていたFB飯島(1年)がカウンター攻撃で、パスダミー、ステップで自陣22mから敵陣10mまでゲインし武蔵大前半の最大のトライチャンスを作る。しかし、武蔵大はラインアウトが合わない。マイボールのラウインアウトを何度も奪われ、陣地を挽回できない。スクラムは、毎回押されるも、マイボールは?8寺尾(4年)のクイックパスで何とか凌いでいる。35分、初めて自陣のラインを背負う位置でのスクラム。武蔵大はこらえきれずにスクラムトライを奪われる。(0−5) 後半、風下に立つ武蔵大。SO藤田(1年)のハイパントがどうも良い位置に上がらない。 それでも前半同様激しいディフェンスで地域の一進一退を繰り返す。15分、敵陣22m左でペナルティから攻める武蔵大。SH中谷(3年)を起点にチャンネル1をしつこく攻め続け、上智大の硬いサイドディフェンスを?8寺尾(4年)がこじあけ、中央付近にトライ。逆転に成功。(7−5) その後、上智大が密集でのモールに一層こだわり始める。武蔵はつまらないペナルティが目立つようになる。25分、自陣30m中央、横からモールに入る反則で武蔵大が痛恨のペナルティ。上智大がPGを狙い成功。(7−8)ラウインアウトの修正は最後まで利かず、SO藤田を起点にした攻撃にディフェンスの的を絞られSO藤田がプレッシャーを受け続ける。苦し紛れで蹴るBKのオープンキックがことごとく相手のカウンター攻撃につながり、35分には、そのカウンター攻撃から上智大に中央やや左にトライを奪われる。(7−15)38分、敵陣30mの位置でペナルティをもらい、武蔵大は果敢なアタックを仕掛けるがゴールラインを割ることは出来なかった。攻めては蹴り返される一進一退の攻防が続きそのままノーサイドを向かえた。 成蹊大戦同様にフィットネスの部分で相手を上回れない他、今日の試合の敗因は大きく3つあった。?ラインアウトの獲得率の低さ。?無駄なペナルティが多く、リズムを作れなかった。?ハイパント、オープンキック等キックの精度が悪かった。といったところであろう。但し、毎度の劣勢なセットプレーを十分に補うほどのディフェンス力がこのチームにはある。粘り強く、大崩れせずに試合を最後まで諦めないこの姿勢は、このチームが今後の試合において必ず勝利を引き寄せることができることを確信させられる試合でもあった。 |
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