<戦評>
天候は曇りで無風。前日までかなりの雨が降ったが目白の学習院グランドでは、部分的に泥濘があるも、程よいコンディションである。
前回の試合から2週間の時間も空き、フッカーのレギュラー鶴巻(2年)も戻ってきて、FWのまとまりも前回の一橋戦よりは期待できる状況にもあった。
スクラムのマイボールは、No.8寺尾(4年)のクイックヒールアウトでほぼほぼ安定した球出しができたが、ラインアウトの獲得率が悪く、ゲームのリズムを作れない要因となっていた。それでも前半は5点を先制された後、20分にFWがモールを10m押し込み、No.8寺尾がトライを奪う。FWの個々の力では圧倒されているわけではないのに、せっかく前に運んだマイボールをペナルティーでつぶしたり、集散の悪さによりターンオーバーを許すなど、ちぐはぐな攻撃が続き、チャンスというチャンスはほとんどつかめなかった。 逆に学習院大の意識の統一された攻撃が目に付く。WTBに球を集める。ハイパントでFWを前に出す。ライン攻撃では必ずといって良いほどNo.8をCTB横に入れてガツガツ前に出る攻撃で武蔵のCTB陣のタックルが差し込まれる形になり、前半3試合までに見せていたナイスタックルにより相手のアタックを寸断できていない。自陣からのカウン ター攻撃からFB森沢(2年)が何度か果敢なアタックを試みてゲインを切るが、フォローが無く連続攻撃にならない。
最終的には、前半5−17、後半0−20の合計 5−37の完敗。
意識の統一された攻撃、ひたむきに前に出ようという気持……
今日の試合は、本来チャレンジャーである武蔵がやらなければいけないことを学習院にやられたという感じ。
ラインアウトの精度、成蹊大戦見せたハイパントの精度、つまらないところでのペナルティーなどは、日頃の練習やちょっとした意識の持ちようで防げるミスもかなりある。残り2試合でどれだけ学生が勝ちたいという思いを具現化し、チームを立て直していくのかが問われる、このラスト1ヶ月。
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